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入試情報

入試の傾向と対策

2025年度 中学入試の傾向と対策(1次・2次・3次)

2025年度 高校入試の傾向と対策(一般入試B方式)

鎌倉学園中学校 入試問題出題傾向と対策

国語(100点満点・50分)

  • 1次・2次・3次ともに解答時間は50分、配点は100点満点です。
  • 2020年度から出題傾向が顕著に変化しています。(記述問題や資料問題の導入など)

【大問一】(漢字の書き取り)

  • 原則として小学6年生までに学ぶ漢字(教育漢字)から出題します。例年、書き取りを5題出題しています。
  • 楷書で丁寧に解答してください。乱雑で判別が困難な字は減点の対象となります。

【大問二・三】(国語知識)

  • ことわざや慣用句、文法、語句の意味や用法など、幅広い範囲から出題します。ただし、基本的なレベルの問題が中心になります。

【大問四・五】(文章読解)

  • 読解問題は二題出題します。全体における配点の割合は約7割です。
  • 大問四は物語文を読んで答える問題、大問五は論説文を読んで答える問題です。まれに随筆文や詩を含んだ文章を出題することもあります。
  • 本文の文章量は一題あたり3500字から4000字と、かなり多いです。限られた時間で長文を集中して読みきることができるように練習をしてください。
  • 選択式や抜き出し、空欄補充、記述式など、その文章の理解度をはかるのに最もふさわしい形式で問いを設けていきます。難易度は標準的なものがほとんどなので、本番までに多くの演習問題に取り組むようにしてください。
  • 記述問題は傍線部の内容について説明したり、理由を述べたりしてもらうものが多いです。聞かれていることに対してわかりやすく答えるように心がけることで高得点を取ることができます。

【大問六】(資料などを用いた問題)

  • 図表や対話形式の文章、新聞記事などを素材とした問題を出します。与えられた資料から正確に情報を読み取る力をはかります。慣れていないと解きづらさを感じるかもしれませんが、資料を丁寧に読むことで正解のヒントをつかむことができます。落ち着いて臨みましょう。全体における配点の割合は1割程度です。

算数(100点満点・50分)

  • 1次、2次、3次試験ともに構成や傾向は同じ。
  • 標準的な問題を中心に出題 、難易度は昨年とほぼ同じ。

【1】計算問題

標準的な四則計算

【2】~【3】

穴埋め式

逆算、割合、時間など

小問集合

平面図形(角の大きさ、辺の長さ、面積など)

【4】~【7】総合問題

数の性質・規則性、場合の数、割合、図形の移動、速さ・距離、平面図形、立体

【8】総合問題

立体図形(図やグラフからの求積、水位と求積など)

【留意点】

  • 1題4点で25題の100点満点です。
  • 問題順に解く必要はありません。簡単な問題も難しい問題も同じ配点なので、簡単な問題は正確に解いてください。
  • 問題文をきちんと読みましょう。
  • 【4】~【8】の総合問題では、
    (1)は、問題の内容を確認するための基本問題
    (2)は、(3)を解くためのヒントや注意となっている場合があります。
  • 必ずしも学習指導要領には準拠していません。

社会(60点満点・30分)

  • 今年も各回、大問2題の構成となります。大問ごとに1つの地域やテーマを設定して出題され、それぞれ地理分野、歴史分野、公民分野の小問が含まれています(1~3次とも)。
  • 重要事項をしっかり理解していれば、十分高得点は可能、ただし、原則として解答は漢字指定。

【地理分野】

 日本の自然・産業・各地方を中心に出題しています。生産高などは、資料集を使ってグラフや表で確認しましょう。統計資料の数値は、毎年変化しています。最新のものを使用してください。地形図やグラフの読み取りができるようにしましょう。総合力が試されます。
 また、地名が出てきたら、地図帳で調べて白地図に書き込んでまとめるとよいでしょう。
基本的な知識を問うものもあります。


【歴史分野】

 特定の時代からの出題ではありません。古代から近現代まで全時代にわたって出題されます。 まんべんなく整理しておきましょう。丸暗記に頼らず、資料集を使って建築物・仏像・美術品などを確認する学習が大事です。また、年表を自分で作成してみるなど、各時代の特徴をつかむことを心がけてください。日本と世界との関わりにも意識してください。本校は人名・歴史的事件を漢字指定で解答させています。誤字に気をつけましょう。

【公民分野】

 受験参考書などで基本事項をしっかり学習しておけば、得点源になるでしょう。また、近年起こった政治・社会問題も聞くことがあります。日頃から「現在、日本の政治や社会で何が問題なのか」と考えながらニュースや新聞に接するとよいでしょう。論述形式にも慣れておきましょう。

【留意点】

  • 本年度も論述問題があります。資料の中に根拠を見つけ、説明できるようにしておくとよい です。 
  • 時事問題といえる私たちに身近なことがらや社会的な問題や話題からも出題しています。 大学入学共通テストを意識し、資史料や統計の読み取りなども含んでいます

理科(60点満点・30分)

  • 物理・化学・生物・地学の4分野の項目から出題

【物理分野】

音、電気、運動などについて出題します。会話文や図などから答えを考える問題もあります。

【化学分野】

気体の性質、水溶液の性質、ものの燃え方などを勉強しておいてください。

【生物分野】

動物のからだのつくりなどについて出題しています。説明文や図などから答えを考える問題もあります。

【地学分野】

大地のつくりと変化、天体、気象などについて出題しています。

【留意点】

  • 大問数は4問、原則1問2点の配点です。完答の箇所や1点・4点配点もあります。
  • 問題数が多めなので、すぐできる問題から解くようにしてください。
  • 実験や資料からの考察問題は、時間配分に注意してください。
  • 選択問題と計算問題中心で、用語記入もあり、漢字やひらがななどの指定をする場合があります。
  • 難しい用語・図が出題されても問題中に説明がありますので、あきらめないで落ち着いて解いてください。

鎌倉学園高等学校(B方式) 入試問題出題傾向と対策

国語(100点満点・50分)

  • 構成や傾向は昨年と同じ。
  • 例年、大問は五ないし六となっている。令和7年度の大問は五題である。

【大問1・2】(漢字の読みと書き)

  • 原則として中学3年生までに学ぶ常用漢字の範囲から出題する。読み、書きともに五題ずつとなる。
  • 楷書で丁寧に書くこと。画数の省略や判別しづらい表記は減点の対象となる。

【大問3・4】(長文読解)

  • 長文問題は二題。配点の割合は同じで全体の8割程度。
  • 大問三は「文学的な文章の読解」。
  • 大問四は「論理的な文章の読解」。
  • いずれも文章量が多いため、時間配分に注意すること。
  • 選択式の問題や抜き出し・空欄補充の問題が中心となっている。
  • 詩の問題は平成15年度入試に出題されたが、出題頻度は高くない。

【大問5】(小問題)

  • 基礎的な知識を問う問題。熟語・文法・慣用句・ことわざ・国語表現などが中心で文学史の場合もある。配点は1割程度。

英語(100点満点・50分)

  • 構成・問題形式は昨年とほぼ同様。記述問題が入る。

【問題形式】

  • 長文読解総合(2題)・会話文・空所補充・誤文訂正・語順整序 等

【出題傾向と注意点】

  • A問は論説文、B問は小説/物語を題材としており、C問は会話文である。いずれも素早く内容を読み取ることが必要となる。
  • A~C問では、幅広いトピックから選択して出題している。出題されたトピックについて、自分の意見を日本語で述べる問題を出題している。
  • 基本的には中学生が学習すべき文法・語法・語いを出題している。
  • リスニング問題は出題していない。

数学(100点満点・50分)

  • 構成や傾向は昨年と同じで大きな変化はありません。
  • 標準的な問題を中心に出題。

【1】計算問題

標準的な四則計算

【2】計算問題

因数分解・式の値の計算・場合の数など

【3】図形

長さ・面積・体積・角度など

【4】~【7】総合問題

数の規則性・平面図形・確率・関数とグラフなど

【8】総合問題

立体図形

【留意点】

  • 大問は8問で、1問5点で小問20題の100点満点です。
  • 簡単な問題も難しい問題も同じ配点なので、ケアレスミスに注意して正確に解いてください。
  • 【4】~【8】の総合問題は小問に分けて解き方を誘導しています。
  • (1)、(2)がヒントになっていることもあるので、問題をきちんと読んでください。

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