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「近世のアジアをどのように学ぶか2」のお知らせ
2016/07/15
社会科部会歴史分科会高大連携講座
「近世のアジアをどのように学ぶか2」のお知らせ
歴史分科会・神奈川歴史教育研究会で生徒の学力向上と教員の授業力向上を目的とした夏季研修講座を次のとおり開催いたします。難関大学をめざす公立・私立の生徒に対しての授業・講義です。近世のアジアは、ヨーロッパ人による「大航海時代」に先立つ「大交易時代」の舞台として、また、現代につながる社会の直接の起点として、大学の先端研究のみならず、大学入試の場面においても(日本史・世界史ともに)新傾向の出題が増加傾向にあります。また、今後のアジアを生きる高校生にとって、日本の伝統を良い意味で再考する素材にあふれている時代でもあります。しかしながら、この分野の教材化は、必ずしも充分なものではないという現状があるのも事実です。大学入試問題によく出題され、通常の授業では時間不足等で手薄になりがちな分野をどのように学 習するかということを、授業実践や、最近の学会の事情などを踏まえながら大学側と研修を深める意義は大きいと考えます。
場所:鎌倉学園 星月ホール
テーマおよび講師
8月1日(月)「近世の南アジア」 講師 小川 道大(アジア経済研究所)
鈴木 健司(県立横浜明朋高等学校)
8月2日(火)「近世のアジアとヨーロッパ」 講師 中村 武司(弘前大学)
大西 信行(中大附属杉並高等学校)
8月3日(水)「近世の東南アジア」 講師 蓮田 隆志(新潟大学)
中山 拓憲(県立神奈川工業高等学校)
* 世界史教科書執筆者の桃木至朗先生(大阪大学、専門はヴェトナム史)には、3日間を通じてのコーディネーターをお務めいただきます。
時程(3日間共通)
9:30~10:30 高等学校教員による授業
10:40~12:10 大学教員による授業
12:10~12:30 個別質問時間 13:30~15:00
1日のみの参加も大歓迎です。奮ってご参加ください。
問い合わせ先:社会科 神田