学校行事
【探究学習「森と未来の学校」】
2022/07/15
【第2日目】
探究学習「森と未来の学校」の第2日目は、つくば市から石岡市の旧八郷町地区に場所を移してフィールドワークを行いました。
午前は、いばらきフラワーパークで里山の豊かな自然を活用した生活に持続的な発展の可能性を見出す視点を学びました。その後、メタルマッチを使用した火起こしを体験。素材によって異なる火の回り方をすることに驚いていました。
午後は、"暮らしも遊びも物語も作るのは全部きみだ"をスローガンとする「八郷留学」さんにお手伝いいただいて、里山の知恵を伝授していただきました。2グループに分かれて、茅葺きの茅を束ねる作業と五右衛門風呂の基礎にする大谷石の加工を交代で体験。ススキを選別したり、石にタガネを打ち込むのも初めての高校生たちでしたが、徐々に慣れてゆく姿は頼もしく、見直してしまいました。
冬に再び茨城を訪れる予定の生徒たちは、今回の体験を入り口として、それぞれが設定した個別のテーマを掘り下げてゆきます。
【第1日目】
第1日目として、茨城県つくば市にやってきました。
生徒17名、一泊二日の学校行事です。午前中は、ベビーリーフやパクチーを首都圏に出荷している株式会社HATAKE カンパニーという企業さんを訪問しました。木村社長から伺った「農作業だけに目がいきがちな農業をシステム全体で捉え収益を出す」という言葉が印象的でした。昼食は茨城県民のソウルフードを取り揃える「ばんどう太郎」でお腹一杯になりました。
午後は日本が世界に誇る高エネルギー加速器研究機構(KEK)に向かいました。小さなビッグバンをつくりだし、宇宙の誕生に迫る場所。そのスケールの大きさ、技術の高さに生徒も物理教員も大興奮でした。夕食後のミーティングでは、今日のベストショットにキャプションを付けてデータで作成・提出してもらいました。提出前に教員のチェックを受けて、修正をするなど白熱した議論で充実した1日となりました。